お酒が好きな方必見!賢くお酒と付き合うポイント
こんにちは!管理栄養士の佐藤彩香です。
新型コロナウイルスの影響で生まれていた自粛ムードも明け、街中にも賑わいが戻ってきましたね。特に何かの節目、忘年会や新年会、会社や友人と直接会う機会が増えているのではないでしょうか?
そうなると増えてくるのはお酒の席。今回はお酒が好きな方へ向けた内容となっております。身体への負担をなるべく少なくしたお酒の飲み方を知っておくとおかないでは大きく違います。今回は、賢くお酒とお付き合いするポイントをお伝えします。
1.空腹時でお酒を飲まない
お腹がとてもすいた状態でビールなどをダイレクトに身体に入れてしまうことはあまりよろしくないです。できれば飲み会の前に少しお腹に入れておいてから飲み会をスタートさせた方が身体には優しい飲み方になります。例えば少量のチーズや豆乳などを入れておくのは1つの方法ですね。現に私も19:00からの飲み会であれば、17:00過ぎなどに、こういったものを入れて、空腹で行かないようにコントロールしています。
2.おつまみを考える
ここは大きなポイントになります。
意識したい栄養素は、食物繊維、ビタミンB群、マグネシウム、ビタミンCです。
- 食物繊維:余分な糖質や脂質の吸収を緩やかにしてくれるので、おすすめです。サラダやお漬物やもずく酢など野菜やキノコや海藻類を摂れるといいです。
- ビタミンB群、マグネシウム、ビタミンC:アルコールの代謝に必要な栄養素です。ビタミンB群は、肉や魚や大豆製品や卵などに入っていますので、焼き鳥や枝豆やだし巻き卵などを選べると良いです。マグネシウムは、大豆製品や海藻類などに豊富なので、枝豆やもずく酢などでカバーできそうですね。ビタミンCは、野菜に含まれていますので、サラダ等のメニューを食べていきましょう。
ここにはないですが、唐揚げやフライドポテトなどの揚げ物や、塩分が多いメニューは人気メニューですが、太る原因にもなるので気をつけましょう。
3.お酒の種類を賢く選びましょう
ワイン・ビール・日本酒などの醸造酒、梅酒・リキュールなどの混成酒は糖質を多く含み、カロリーも高いですが要注意です。アルコール度数も低いためついつい飲み過ぎる方も多く、あまりおすすめができません。
一方で、ブランデー・ウイスキー・焼酎・ジン・ウォッカ・ラムなどの蒸留酒は、糖質が低いものが多くカロリーは低めです。ただアルコール度数は高いので、飲みすぎると中性脂肪になりやすいので、量を抑えながら飲んでいけるといい選択になります。
4. チェイサーをつける
アルコールの過剰摂取により、血中アルコール濃度が上がると、中性脂肪の合成が進みます。お酒の合間に意識的に水を飲めば、自然にアルコールの摂取量を減らすことができます。できればチェイサーを入れてアルコールの量を無意識のうちに減らす方向に持っていけるといいですね。
まとめ
以上4つのポイントをお伝えしました。このポイントを意識して賢くアルコールを摂っていきましょう!