ついついやりがち…疲れやすい身体になってしまう食事の特徴

こんにちは!管理栄養士の佐藤彩香です。
仕事にトレーニングにハードな生活を送られている方も多いのではないでしょうか。歳を重ねるにつれて、疲れの抜けが悪かったり、すぐに疲れてしまうみたいなことはないでしょうか?身体が主本となりますので、疲れにくい身体作りをしていきたいですよね。

そこで今回は、ついやりがちな疲れやすい方がついついやってしまう食事の落とし穴を紹介します。

1.早食い、よく噛まない

そんな方は要注意です。噛むことはとても人間にとって大切な行為の一つで、食べ物を細かく刻んだり、唾液を分泌させて消化を助ける役割があります。よく噛まない状態で食べ物が胃の中に入ると、胃腸の負担が大きくかかります。すると胃腸本来の機能が低下。これが内臓疲労にもつながります。疲れにくい身体には内臓が元気なことが大事で、しっかり噛むということが大事になってきます。

2.糖質に偏っている

  • 菓子パンだけで食事を済まsす
  • エナジードリンクをよく飲む
  • 甘いものが大好きで毎日食べる

など、そんな方は要注意です。

甘い物を摂り過ぎたり、糖質が多い液体を飲んだりすると、上昇した血糖値を下げるために大量のインスリンが分泌され、しばらくすると急激に血糖値が低下。このような血糖値の乱高下は、イライラや疲労感に繋がります。

また人の脳内には、幸福感をもたらすといわれる「ドーパミン」という神経伝達物質があり、そのドーパミンは、糖質を摂取することで分泌されます。しかしドーパミンには依存性があります。そのためまた糖分を欲する身体になるのです。疲れを感じたからといって、甘い物を摂り続けると負のループに入るので要注意です。

3.たんぱく質が少ない

たんぱく質は、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品に多く入っています。2にもお伝えしましたが、糖質に偏り、たんぱく質が少ない方が多いです。不足すると、2でも触れた神経伝達物質が生成できなくなります。そうなると私たちは、メンタルの不安定さや、疲れやすさ、集中力のなさ、イライラなどを感じます。無気力になる方もいらっしゃいます。

そのため、2の負のループにハマらないように、ヨーグルトやチーズや、アーモンドフィッシュ、など糖質ではなく、たんぱく質を摂れるおやつなどにして乗り切れるといいです。また普段の食事でも納豆や卵や豆腐などを冷蔵庫にストックしておいて、足りなかったら補っていくなどの習慣ができると非常にいいと思います。

まとめ

いかがでしたか?この3つの食事の癖がある方は要注意です。少しでもこの行動が改められると疲れを感じづらい身体になれます!是非できるところからやってみて下さい。